欧米で大ヒットしているだけあって文句無く面白かったので是非みなさんも機会があればご覧になって下さい。
現代版の007だけあって、ギャグも連発で面白いです。(Qが作ったステルスミサイルも発射できるボンドカーがただのデートカー、しかもワンショットしか使われないとか、ロシアで合い言葉を言ったら今頃そんなことをする奴いるかと馬鹿にされたりとか)特に、戦車でサンクトペテルブルグの街を爆走して銅像にぶつけて銅像を積んだまま市内を走るシーンなんか滅茶苦茶笑える。またオープニングの崖から失速する飛行機にバイクから飛び降りて飛行機に空中で泳いで(!?)追いつき、操縦席に乗り移ってしまうシーンなんて宮崎アニメも真っ青なシュールな技を見せてくれます。
今回も主役のボンドとボンドガールそれにメインの悪役はめっぽう強い。どんな状況でも必ず生き延びるのでこりゃゾンビ映画かと思いましたね。
で、ストーリーなんですが「ゴールデン・アイズ」という、核爆発の電磁波で電子機器を破壊する衛星を巡ってのどたばた(活劇)なんですが、サブの悪役がハッカーで、対抗するボンドガールが2級(!)プログラマーという噴飯物の設定です。
悪役のハッカーがロシアマフィア(コサックという設定)と手を組んで「ゴールデン・アイズ」の鍵を盗み(これが006)、ロシアからキューバまでの大活劇になるんだけど、キューバに逃げたのを知るのもボンドガールがハッカーの自宅にハッキングして、逃走経路を調べるとかでボンドはその間寂しくロレックスの時計に内蔵したレーザーで穴をあけているという、とほほ状態でした。
クライマックスも2級プログラマーがロンドンに落ちるべき衛星の進路をコンソールでハッキングして大西洋に落とすというもので(ハッカーが2級プログラマーなんかに出来るかというにも係わらず成功するのが007映画)、哀れ007は、せっかく妨害した進路をハッカーに再調整されるのを阻止すべくアンテナを壊しに行くだけというガテンなおじさんに成り下がってしまいました。
映画の感想を聞いたら「これからはコンピューターが出来ることがやっぱり必要ね」と連れが言っていましたので、もしかしたら、この映画にもビルゲイツが絡んでいるかも。ちなみにメールを送るPCは、ロシアでもIBMでした。