面白かったので、つい 投稿者:葉山 響
投稿日:10月 9日(火)03時18分01秒
こんにちは。すっかり御無沙汰してます、お元気ですか^^
久しぶりに何か言いたくなる話題だったのでちょっとだけ書きこみします。
読み難く退屈だから駄目と考えるのは、評論というものの意味を取り違えていると言えるかも知れません。評論もまた創作の一種ではあるので、読者を意識しなければならないことは当然ですが(敢えて言っておきますが、これは読者のレベルを考えろという意味ではありません)、評論がエンタテインメントである必要はどこにも無い。ただ、だからと言って「娯楽(=エンタテインメント)としての評論」が否定される理由もどこにもありません。市川さんには信念を持って自分の道を進んで戴きたいと思います。
ただ、ここで確認しておきたいのは、小難しいけれども、ミステリを語るのなら是非とも読んでおきたい評論も存在する、ということです。要は内容の問題ですね。当たり前か。
僕は、笠井さんの評論は読み難いとは思わないので、これについては触れません。ただ探偵小説論(とくに1)を読まずして笠井を語るのには納得が行かない。あれは矢張り重要な著作です。
あ、もうひとつだけ。「ミステリ評論なのにミステリのことを語っているようには思えない」ものについては、個人的には好みじゃないです。柳・三浦対談はミステリ談義を目的としたものじゃないのでOK。『坊ちゃん』の語彙が少ないという柳発言には「おお」と、ちょっと興奮しました。