TRICERATOPS
フリーライブ


(98/12/5 代々木公園野外音楽堂
 reported by おぜちゃん)


朝、かもちゃんに電話する。                  
かもちゃんが「雨、降ってるよ〜」。              
え?うそ?急いで障子を開けてみると・・・うわ、雨だ。     

12月の雨なんて、凍えそうに寒い じゃないよぉ!     
だいたい                           
12月に野外ライブなんて 企画自体がどうかしてるのよ!



渋谷に向かう途中、かもちゃんから電話が入る。         
「今、モス(バーガー)にいるんだけどね。           
 もうすごい行列なの!」                 

うううー。                          
ファンというのはいつだって、すごい。           
いろんな所で感心させられる。                 

みんな、寒くはないのか?            
そこまでして和田が見たいのか?!        

・・・見たいよな。わかるよ、うん、うん。           



代々木公園へ向かう雨の中で。                 
「寒いよ、中止にしてくれよ!               
 決行するとなると、見たくなるじゃん!」         

やるなら見たい、たとえ雨でも。                
中止なら諦めがつく。                     
で、寒いから行きたくない。               
矛盾だらけの言い分に、自分でも失笑。             



かもちゃんの言うとおり、雨にも関わらずファンはかなり集まって 
いて、歩道橋の上まで人がいっぱいになっている。        
ステージ前の「優先エリア」(注1)では、開演前にも関わらず  
「傘」禁止らしく、みんなずぶぬれで3人の登場を待っている。  

・・・情熱 を感じる。   

(私達は「優先エリア」への入場券を持っていなかったので・・・ 
 情熱がいまいち(笑)。)                  


で、ライブスタート!                     
スタート曲は「マスカラ&マスカラス」 。            

雨だろうと寒かろうと、ファンは熱い!           
いつものライブと何ら変わらないようだ。            

「今日は・・・トライセラ日和です」        
と和田くん。                         
彼らもかなりの「雨男」 達らしい。             



後ろの方で傘をさしながら見ていた私達は            
「見えないーーー、(吉田)佳史しか見えないーーー」    
と、和田・林両氏を探す。                   
時々、ジャンプする林くんが見える程度。            

いかん、いかんいかん!                   

ライブは、 「見えてなんぼ」なんだから。         
演奏者が見えないライブなんて CD聞くより消化不良

「優先エリア」ぎりぎりの柵まで前進。             
傘は邪魔なので閉じて畳む。                  
傘や中継用テントの間から、かろうじて和田くんも林くんも見える。
だんだんライブのノリが自分の中に帰ってきた。         



新譜のオンパレードの中、ライブも中盤にさしかかる。      

スタッフの一人が「優先エリア」入り口に駆け寄ってきて、他の  
スタッフに耳打ちすると入り口に一番近いところを陣取っていた  
チカちゃんが一人だけ柵の中へ入れられた!           
他の人が入ろうとすると、サッと止められる。          
そして、また一人、また一人。                 

要するに、パニックにならぬよう優先エリアへ一人ずつ入場させる 
のだ。こういう配慮って、うれしい。              
なかなかやるじゃん!と思う。                

中にはいると、ステージ上がよく見える。            
3人とも、よく見える!                   
テンションも上がる、ジャンプも高くなる。         
和田くんはいつも以上に盛り上がっているみたい。        

新譜に「Two Chair」「Raspberry」 と旧譜も交え、演奏終了。 

「ありがとう!」といって3人が引けて行く。        



当然アンコール。                       

で、再び登場。                        
和田くんは着ていた上着を脱いで長袖Tシャツ姿。        
「ありがとう!ありがとう!」と、感謝感激の様子。    

自分たちの使ったブルーのタオルを会場に投げる、投げる。 

「ここからはみんなのためだけの時間だから」     
どうやら中継は終了したらしい。                
アンコール曲は 「最後の曲です、彼女のシニヨン」。  



吉田くんがポラロイドカメラで会場をバックに和田くんを撮る。  
こんな仕草からも、彼らがすごく楽しいんだということが     
伝わってくる。                        

和田くんがスタッフの人と一、二言交わし            
「今日はありがとう!もう1曲やります!」     
と、「復刻ジーンズ」。                     

今日の和田くんは、ほんとに サービス精神満点!    
いい人だ、和田くん。                  



最後はピックやスティックや、林くんは使っていたホカロンまで  
会場に投げる、投げる。                  
そして退場途中にポケットからたばこを出してくわえ出す林くん。 
(マルボロメンソール)                    

・・・マイペースな林くん、個人的に好きです (笑)。 


トライセラトップスというのは                 
「熱さ(HOT)」 「冷めたさ(COOL)」が同居してるなぁと思う。
                           
今どきのCOOLさがあるくせに、時として熱く見えることもある。 

その辺の温度が心地いい。かわいく思える。     



雨の中、たくさんのファンが集まったことがうれしかったのか?  

うれしいだろうなぁ。                     

「1万人集めて新聞に載るんだ」と豪語していたらしいが。   
そんな、ワリと素直なTRICERATOPSを垣間見ることが 
できたライブだった気がする。                 

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注1:ニューアルバム購入時にタワーレコード渋谷店で配布された 
   「入場券」がないと入れないエリア            



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