前さんとの遭遇で、夢のBIG1ホイール化が!(XJR1200スイングアームの可能性)


 私は既にご存じの通り、バイカーズステーションの企画「丸山浩のファイナルF」を見て、足周りをBIG1化しようと夢見ていました。
 手っ取り早く、個人売買でホイール前後を購入し、シャフトを入れたフロントホイールで腕立て伏せをやったもんです(爆)<以前こういう体を鍛える道具ありましたよね(笑)
 
 ですが、事の流れでF&R17インチ化を進めていく事になり、BIG1の18インチホイールの使用用途が完全に無くなりかけていました。
 カスタム費の足しに売ろうかとも考えましたが、なかなかそうは行きません。なんでしょう、思い入れって奴ですかね?
 あの、18インチのリアビューの迫力を思い出しただけで恍惚の世界にトリップしてしまいそうです。

 「いずれ陽の目を見るときがくるはずだ」と心に言い聞かせ、ガレージの脇でほこりをかぶり始めていました。

 そんなある日、ML、うちの店のchatで「前田さん(HN=前さん)」と知り合いました。
 この方は以前CB400SFアームを物色中に私にメールをくれた方です。(メール削除しちゃってごめんなさい(^^;)
 正式に言うと、ガレージセールの掲示板でのこんな書き込みを目にしたがきっかけでした。
 XJR1200のリア周り一式売ります。
 ホイール、キャリパ、シャフト付き、ピボットシャフト幅がCB−Fと同じなのでFカスタムにどうでしょう?

 ほほぉ、ピボット幅が一緒なんだぁ。
 シャフト径をCB−Fに合わせるとつくのかなぁ?
 そうすると、現行の最先端リム幅5.5インチ−17インチホイールで、180サイズが可能になるなぁ。
 するとBT−56SSとか、D207GPとかも履けちゃうなぁ。
 なんて、感心しました。
 現在CB400SFのリア周りで完成させると、リム幅4.0インチー17インチなので、せいぜい150サイズが精一杯です。
 この位だと、履けないタイヤは上記2種類くらいなんですが、履けないタイヤがあるより、ない方がいいじゃん。とつぶやくのでありました(笑)
 その書き込みを見た瞬間、興味本位にメールを出していました。

 前さんのメールの内容を見ると、なんでも、Zのオーバーホールの足しの為に放出するという事です。
 CB−Fも所有なさっていらっしゃる様で、かなりのオートバイ好きとお見受けしました。

 このXJRスイングアーム君、それから何回かのメール交換と、うちのchatでお話しするうちにいろんな可能性が見えてきたのです。
 この情報は、前さんが実際自分のCB−Fい組み込もうとして必死にあみ出した技が大半を占めています。
 従ってここに公開するには、前さん本人の了解を得ました。ご協力感謝いたします。
 
 まず私が第1に引かれたのが、「XJR1200アームにはBIG1ホイールが容易に装着できそう。」という情報です。
 
 BIG1ホイールを断念した理由は、先の「検証!CB400SFスイングアームにBIG1ホイール装着可能か?」でお届けした様に、何とも困難なものでした。
 ですが、このXJRスイングアームは、
 1.シャフト径がBIG1と同じである。
 2.チェーンスライダーを最短に設定しても、タイヤがどこにも干渉しない。
 というではありませんか!どど〜ん!

 私は後頭部を鈍器で殴られた様な衝撃を受けました。o(・_・θキック★( ゚o゚)!
 「このBIG1ホイールが、XJRアームになら簡単に装着できる...すりすりすり<BIG1ホイールに頬ずりする音(笑)」
 かくして、私はそのXJRアームを検証しに、前さんと遭遇する事になったのです。




 前さんとの遭遇:XJR1200アームをCB−Fに組み込む講座^0^

 じゃじゃじゃ〜♪<BGMは「猿の惑星」で聞いてね(爆)「猿の惑星」を知らない人は、「コナン・ザ・グレート」でも可。ただし、「ロッキー」のテーマは一番最後に使用するのでまだダメです(爆)

 私がその場にたどり着いたのは忘れもしない、11/1日曜日の陽が暮れてからでした。
 (私が用事で遅れたのが原因です。ごめんなさい。前さんm(._.)m ペコッ)
 前さんは、I県K市にお住まいで、私たち「XJRアーム探索隊」が訪れるのを今か今かと待ち望んでいました。
 (ほんとに遅れてすみません(゚゚)(。。)ペコッ(゚゚)(。。)ペコッ)
 前さん指定のコンビニに到着すると、車を運転していた私の友人にご挨拶しています。
 隊長がまだ私だと気づいていませんでした(笑)<そんなんどうでもいいだろ〜

 前さんと挨拶を交わし、ご自宅に案内して頂きました。
 物腰が柔らかいとても穏和な方という印象をうけます。
 さて、ご自宅の前には、タンクが乗っただけのCB−Fのフレームと、XJR1200の足周りが用意されていました。
 お昼のうちから私の為に用意してくれていたそうです。
 すんませんすんません。(゚゚)(。。)ペコッ(゚゚)(。。)ペコッ


【前さん、イメージフォト】


 そこで今回の目玉である、「CB−FにXJR1200リア足周りの組み込み講座」が実施されました。
 ちゃららちゃちゃちゃちゃ♪ちゃららちゃちゃちゃちゃ♪ちゃららちゃちゃちゃちゃらっちゃちゃ〜♪<キューピー3分間クッキングのテーマでお聞きください。(笑)

 1.ピボット部の取り付け方。
 
 まずは、CB−FとXJR1200のピボット周りの共通点&相違点を洗い出してみましょう。
 1.ピボットの幅が248mmでCB−FとXJR1200で同じである。(^-^)//""パチパチ
 2.ピボットシャフト径がCB−F=16mm XJR1200=20mmである。
 この辺をどうにかやっつければ、XJRアームがCB−Fのフレームに装着できると言うことです。ピボットシャフト径も同径ではないにせよ、CB−Fの方が小さい為、穴を広げたり、大径のカラーをむりくりねじ込むという作業もいらないようです。
 前さんは、この部分の作業の案を既に打ち出しており、加工も途中まで施しておられました。
 後日、前さんに送って頂いた設計図を参照しながら説明さしていただきます。

【前さんが描いた設計図】
  

 私はこの時、案1を伝授していただいきました。
 前さんはインーカラー以外の部分はパーツとしてある(上図でいう、キャップ、スリーブ、ベアリング)ので、それ以外の部分を説明してもらいました。
 インナーカラー、実はXJRのものを流用してもできそうですが、内径が違うのでなかで隙間ができます。
 しかし、左右のスリーブで押さえていれば問題ないのではという意見もありました。
 ですが、万全を期して内径16mmのCB−Fと同径のものを作成する事を勧められました。
 このインナーカラーは既存のCB−Fのものを切断して使用するか、ヤベヤベファクトリーに注文するかですね。ヤベヤベファクトリー!お仕事お願いするかもしれません。m(._.)m ペコッ
 
 次に、XJR純正はスリーブとキャップの間に薄いカラーがあり、それでスイングアームが動くようになっている様ですが、スリーブをCB−Fに合う別なモノに変更しているので、無理となります。
 前さん案は、キャップをボーリングしてスリーブを一番外側に出しフレームと接触する事により動きを発生させようというものでした。
 この時の作業は、キャップの内径20mmをスリーブの外径25mmに拡大しインナーカラーをキャップの厚み(1mm×左右)くらい長く作成します。

 なにせ、私はこの辺の知識が無いので、前さんの話を理解するので精一杯で、後日ポンチ絵を送って頂いて再度認識し直す事ができました。

 いや〜凄いですねぇ(^^;
 まことファクトリー工場長。前さん案はどんなあんばいでしょうか?


 2.サスのラインが違うので要注意&注意点
  XJR1200スイングアームのサス受けの部分をご覧ください。
  スイングアームより、約10mmほど外側にオフセットされています。
  これはフレームマウント側も同様に外側にオフセットする形になっています。
  これは近年太いタイヤを装着するためにクリアランスを確保する為、外側にオフセットせざるを得なかったのでしょうね。
  気にするとちょっと格好悪くもあります。
  前さんは、用意してくれたCB−FのフレームにXJR1200アームを取り付けて、BIG1サスを借り組みしてくれました。
  すると、XJRアームのサス取り付け部が外側にオフセットされているために「ハの字」状態にになってしまいます。
  単純に考えて、フレームマウント部にカラーをかませて、10mmほどオフセットする案が浮かびますが、ボルト長が足りなくてダメです。
  次に「ハの字」を無視してそのまんま取り付けちゃう(^^;という案もありますが、これには許容範囲があるようです。
  数ミリならどうにかなるような気もしますが、強度的に無理なくらいハの字になっている模様です。(^^;
  
  そこで、前さんがやろうとしたことは、「アーム側のサス受けをCB−Fに合わせて再溶接する」というものです。
  
  前さん実はXJRアームを2本所有しておりまして(なんだかいろんなパーツをたくさんお持ちです(^^;)1本は純正のまんま、もう1本はサス受けをリューターで削って取り外しておりました。つまり加工途中のものです。
  加工途中のもので検証してみましたが、確かに10mmほど内側にオフセットできればCB−Fのサスラインにぴったいです。
  この手がありましたねぇ。

  しかし、手放しでは喜べません。
  内側にオフセットし直す事によるしわ寄せがあるのです。
  純正のXJRアームは伊達に外側にオフセットしている訳ではありません。
  まず第1に、内側に寄せるとチェーンカバーにサスが当たります。(^^;
  これはチェーンカバーを取り外せばどうにか大丈夫そうですが、あんまり外したくないですよね。
  または、当たる部分を削ってしまうという方法もあります。(笑)
  第2に、リアサスのスプリングとチェーンとのクリアランスが殆どなくなってしまいます。
  私がXJR1200の実車で計測した所、人差し指1本分(約15mm)でした。
  内側にオフセットする事により、5mm以下のクリアランスになる事は間違いないでしょう。
  まあ、クリアランスが無いよりはましなのでこれくらいは許容範囲と思えばいいのですが、ちょっと気になります。

  一番スマートな解消方法は、サスを延長させて、スプリング部分を上部に追いやる事でクリアランスを稼ぐというものです。というか、17インチではローダウンなので車高調整の為に
  ですが、サスを延長させるにも方法が限定されます。
  1.オーリンズのフルアジャスタブルサス(APB)でなければいけない(;_;)
   (APB(フルアジャスタブルは20mmロングと40mmロングの2種類あります。))
  2.小僧アダプターをかます。
  3.XJR用’サスケ’をこさえる。
  ちなみに、サスを延長させてBESTの状態になるのは17インチのXJR純正ホイール時だけでしょう。
  BIG1の18インチタイヤを装着した場合はこれに当てはまらないので別途考慮が必要です。
  これはまた別の機会に。

  しかし、オーリンズフルアジャスタブルが欲しくなってくる今日この頃です(笑)


 3.フレーム側サス取り付け形状の違い
  これはCB400SFと同様ですが、コの字とコの字形状なので、どうにかしなければいけません。(^^;)
  これもオーリンズAPBを購入し、アダプター部分を丸目のモノに交換すれば解消できそうなんですが、、、ますます欲しくなってきた...(笑)

 4.チェーンラインの合わせ方
  リム幅5.5を誇るホイールはさすがにスプロケットがかなり外側にオフセットされていました。
  前さん計測で、CB−Fよりも12mm外側にオフセットされていました。(注意:ただしこの値は数ミリ誤差があるやもしれません。この値を信じて行動せずにご自分で実測してくださいね。)
  12mmってハンパですよね。(^^;)
  かのAUTO MAGICさんからは10mmからのドリブン側オフセットスプロケットが発売されています。
  12mmもあると思われますが、どうでしょう?
  
  さて、ここで意外なYAMAHA独特のスプロケ形状に注目する事になります。
  XJRのスプロケを見ると、外径の歯の部分がスプロケのプレートよりもさらに2mmほど外側にオフセットされているのあります。
  文章ではわかりにくいと思われますが、、、、(^^;
  このスプロケを裏表逆さまにひっくり返すとこの2mmのオフセットが逆転しホイールの内側にオフセットされる事になるので、CB−Fとの差分が12mmから10mmになる計算です。
  こうすると、
   1,AUTO MAGIC 規定の10mmオフセットスプロケでいける!
   2.リアサススプリングとのクリアランスが2mm広がる。<−これが嬉しい。
  なんだか話がうますぎる〜(嬉)

  5.チェーンサイズの踏襲
   CB−Fのチェーンサイズは50(530)です。XJR1200は525、520(すんません、忘れました(^^;)
   リアスプロケも替えなければいけません。
   前さん調査によると、FZR750、1000のものが、XJRと同形状でXJRにボルトonという事が調査済みです。
   XJRで50化kitというのもあるらしいです。

  6.BIG1ホイールはつくの?
   シャフト径が一緒で、チェーンスライダー最短にしても干渉しないという事なので、大丈夫でしょう。
   確かにXJRアームは、ピボット部に近いアームの補強部分の位置が400SFよりも車体よりなので、タイヤは干渉しそうにありませんね。
   ただ、BIG1ホイール化するには、カラーの新設とキャリパーの付け方を考慮し直さなければいけませんね。
   今回は「キャパがある」という立証だけで十分でしょう。

  7.純正のステップが使える
   タイヤを太くして、スイングアームの幅が広がると、純正のステップが使用できなる事がよく見受けられます。
   CB−Fの純正ステッププレートって、やたら後ろに長いじゃありませんか。(^^; そこがスイングアームと干渉しちゃうらしいです。
   某SHOPのリプレイススイングアームなんかも「ステップ交換要」と注意書きされてますよね。
   SHOPによっては大丈夫なところそうでないところがあるので、太いタイヤを履かせてスイングアームを替える人は注意してみましょう。
   さて、このXJR1200アームはステップは純正のままでOKです。
   純正ステップをこよなく愛するオーナーや、予算が無くてお困りのオーナーにはうってつけでしょう。
   スイングアームを清水の舞台から飛び降りたつもりで買ったら、ステップもバックステップ買わなきゃいけなくなったなんて事が後でわかったら、もう1回飛び込まなきゃいけませんからね(笑)

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 これだけの事柄を伝授していただけてかなりの時間が経ってしまいました。
 車の中にいた友人も暇を持て余して、前さん宅にやってくるしまつです。
 その時前さん奥さんからホットコーヒーの差し入れがありました。
 ありがとうございます。



 -t( ^o^)。o 0 イップク


 まとめ

 さてさて、XJR1200アームで実現できるリアの17インチ180サイズ化とBIG118インチホイール化でしなければいけない作業や留意点、今後の展望をまとめます。
 XJR1200ホイールで17インチ

BIG118インチホイール

・ピボット部の加工
  キャップのボーリング、インナーカラーの作成
・アーム側のサス受けの再溶接
・チェーンラインをあわせる為にドリブン側のオフセットスプロケの購入。
・リアサスの延長
・リアサスの延長をしなくともOKにする。
・キャリパー取り付け、カラーで調整等でXJRアームに取り付ける方法をあみ出す。
将来の展望:
 オーリンズAPB欲しい。
 その日の気分によって、17インチと18インチを組み替える。(笑)

 
 この将来の展望GOODでしょ(笑)
 この計画はいずれまた別のところで考察してみますが、ホイールだけ交換すれば履き替えOKという所まで持って行けたら最高ですが(笑)、暇なときに構想を練りましょう(笑)
 「む〜ん今日は峠を攻めたい気分なんで、17インチー♪ 明日はツーリングなんで18インチかな〜♪」ってか?(爆)
 フロントホイールもRC30のクイックリリースでCBRの17インチと、BIG1の18インチを即座に交換できるし〜♪<馬鹿(笑)



 前さん、ここまで来たら、見過ごすわけには行かないでしょう。
 将来このアームを使って夢のBIG1ホイールで18インチ化する事を夢見て、はたまたXJR純正のホイールでBT−56SS等のウルトラハイグリップタイヤを履いても耐えうる車体を作成する事を夢見て、めでたく購入させて頂きました。
 これは現在CB400SFアームでカスタムを進めている私に取っては金銭的に遠回りする事になるでしょうが、「夢を買った」という充実感は何事にも得難いものがありました。ヽ(´ー`)/

 おまけに前さんが以前実際使用していたというBIG1純正サスや、クラブマンの「純正パーツを流用するパート2」等もおまけに頂いたことを感謝いたします。

 それでは前さん、(^0^)/~~see you again!


 前さん「マスター、あれはいいんですか?」
 私「は?」
 この辺から「ロッキー」のテーマをかけてください(爆)

 前さんは、お家の奥の方からごぞごぞとパーツを引っぱり出してきました。
 BIG1用のパーツです。
 そこには、前さんが作成中のご自分用のBIG1フロント周り!43φのブラバセパハン!BIG1のトップブリッジとアンダーブラケット...
 前さん作成のBIG1フロント周りは既にシャフト打ち換え済み&ハンドルストッパー新設や、メーターステー&ライトステーを溶接で新設しているモノでした。いいもんを見せて頂きました。
 いや〜これから私が作成しようとしてる代物を見てタイムマシンに乗って2,3ヶ月未来に行っているようです。
 
 私「....はて、この余ってるBIG1ステムは何に使うのですか?」
 前さん「マスターどうですか? 良ければお譲りしますよ(^^)v」
 私「AHHHHHHHHHH!<パンヤオ風(爆)
 
 そうです、予期せぬ代物をわらしべってしまいましたー。BIG1ステムkitっす。
 以前からchatでふざけて言っていたのですが、前さんが予備を1SETストックしていたという事まではchatで理解していなかったのは私だけだった様です(笑)
 まさに、棚からぼた餅状態でしょう。

 前さん、必ずや前さんのやろうとしていたモノを形にしますよ!待っててくださいねー。(^^)v
 いつになるかは未定です(^^;