CDの紹介・アネサラシネウプソロ(姉茶ひとつのふところ
タイトル:「アネサラ シネウプソロ(姉茶・ひとつのふところ)」
歌い手:遠山サキ・弓野恵子・床みどり・堀悦子
2000円、自主制作版、2008年
アイヌ民族として長年活動してきた、偉大なフチ(おばあさん。アイヌ語)の、遠山サキさんが、80歳になられたことを記念して、ご家族で録音をされたCDです。
たいへん色々な曲が収録されています。
とくに、浦河地方に伝わる輪唱は、とてもよい感じに仕上がっていると思います。
実は、この録音のときに、遠山サキさんは、あまり声の調子がよくなかった、とのことですが、それでも大変よい声で収録されています。
このCDの最後に収録されているムックリの音
ほかの曲は、ぜひともお買い求めください。これだけの曲が入っていて2000円というのは、格段に安いと思います。

●新聞記事
【浦河】アイヌの歌をCDに (苫小牧民報) 2008/08/30
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「おばあちゃんの声を残したい」。アイヌ文化を伝承する浦河町姉茶の遠山サキさんが80歳になったのを機に、娘3人がウポポ(アイヌ語の歌)を親子でうたうCDとDVD「アネサラシネウプソロ」(姉茶 ひとつのふところ)を自費製作した。
7月に、平取町と札幌市で開かれた先住民族サミットで姉妹が集まった時に話が持ち上がった。姉茶を中心に浦河に伝わるアイヌの歌50曲などの中から、21曲を4人で歌った。
ムックリの演奏で始まり、親子で歌ったカムイシャマダ(熊神が山から下りてきた)、チュプカワカムイラン(東の空からカムイが降りてきて岩のふもとで光っている)、フッタクナー(お土産を背負い、ササを越え神の国へ行く)のほか、サキさんが一人で歌うウマカタウポポ(馬追い歌)などを収録。
DVDには、サキさんが畑を歩く様子や姉茶の牧場風景など美しい自然も記録。表紙は、サキさんが初めて作った大切なはちまき「マタンプシ」を頭に巻いた自身の写真だ。
アイヌ文化の伝承活動で歌や踊りを受け継いでいるサキさんの足跡を残そうと、長女弓野恵子さん(千葉県)、二女床みどりさん(阿寒湖畔)、三女堀悦子さん(浦河町姉茶)の勧めに、サキさんは「最初は体調が悪く嫌だったがうれしかった。こんなことってあるかしら。(CD)が完成して初めてアイヌ文化を伝承していけるのかなと実感しています」と涙ながらに喜んでいる。
CD2000円、DVD2500円で販売もする。問い合わせは堺町生活館 電話0146(22)5795、または堀悦子さん 携帯電話090(4200)9240。
http://www.tomamin.co.jp/2008/tp080830.htm
●関連イベント
母・遠山サキから娘たちに伝わる心の歌〜イフンケ(子守歌)に守られて〜 2009年2月15日(日)SPACE ALTA
●関連リンク
ピヤラ アイヌ民族の今(北海道新聞2009年2月)
私の受け継いだアイヌ文化(2006年9月・遠山サキさん講演録・アイヌ文化研究推進機構)
イフンケ 母サキのイフンケに守られて[心の子守歌]を次の世代に伝えたい(2006年8月・弓野恵子さん講演録・アイヌ文化研究推進機構)
平成16年度アイヌ文化奨励賞受賞者(遠山サキさん・アイヌ文化奨励賞受賞)