せんざんき

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問題の所在by k
「せんざんき」が通じん。漢字では、どう書くんじゃ。
香川だか、どっかで、「ざんき」というメニューを見たこともあるが。
松山(注1)あたりでは、通じるんかいのお。

さて、2年前のヨメとの帰省のとき、ウットコのおふくろが、晩御飯をいっしょに
食べようということになって、「あんたら、東京でおいしいもん
はようけ食べよるんじゃろうけん、何にする?」と聞かれ、
前日、「10円ずし」で「せんざんき」を初体験し、すぐに
好物となったヨメが、「また、せんざんきを食べたい」とリク
エストしたところ、おふくろとおやじが顔を見合わせて、
「それじゃったら、おいしいところがある。ときどき、電話で
注文しといて、父ちゃんに取りに行ってもらうんよ。ここは、
おいしいよ」とまで言う。
 ヨメの目がキラリ。
4人でその店に食いに行くことになった。
ちょうど、今治警察の向いの、若い連中がよーけきとる店じゃった。
まあ、単なる洋食屋じゃね。わしが今治におったときには、
なかったわいのお。
 で、当然、「とりあえず、ビールとせんざんき」と頼む。

出てきた「せんざんき」を見て、そして、食って、思わず笑ろて
しもたねえ。

ただの、からあげ、じゃないか!!!

そう、東京辺りの居酒屋やビアガーデンでは定番の、フツーの
唐揚げ。ウチのちちははは、60年間、せんざんきばあいを
食ってきたから、唐揚げが「おいしい」ということだった。
で、ヨメは、唐揚げしか食ったことがなかったから、今治の
せんざんきの、あのベチャとして、しょうゆ味がようきいた
味が物めずらしかったんじゃね。

「これじゃ、東京で食う、ただの唐揚げじゃ」
「あそう。それは悪いことをした」
といいつつも、結局、
「そろそろ、いのかい」
「まあええがね」
という儀式を経ながら、空のジョッキを重ねていったのであった。

今治のせんざんき、
         今、食いたいゾ!!!!


せんざんきについて 思い出したこと 2点by n
1)昔 餃子の王将で エンザーキー イーガー
  とか言って 唐揚げ系のメニューがあったような
  気がするけど(イーガー は1個の意味やけど
  エンザンキーってあったような気がする 最近
  行かんけん 忘れた)

  その ザーキー と せんざんき のざんきに間に
  相関はありやなしや.

2)今や今治財界の若きドンとなった Yが かつて
  今治で商売することが難しいことを示す1実例として
  「今治人の舌にはせんざんきがすりこまれとるけん
   かつて ケンタッキーフライドチキンが
   一回店出したけど 撤退した経緯がある
   カーネルサンダースが無念の撤退したのは
   全国でも今治ぐらいのもんじゃ」
   と言うのを聞いた記憶がある.
 
  あー 我も食いたし せんざんき  

語源の由来:ケンタッキーを援用すると・・・by k
 もう10ン年も前、初めて韓国を旅行したときのことじゃ。
ツレとわしは、朝鮮料理を食うスリルに神経をスリ減らして、
(わかるでしょ、スリル。焼き肉なんかは問題ないんだけど、
ほかの伝統的は韓式料理は、まずいわけじゃない、むしろ、
おいしいけど、箸から口に入れるたびに、精神統一して、
堪能しなければならない、あの感覚。まあ、高いワインを
飲むときのように、それが主役となってしまい、料理を
BGMのように気がねなく、というわけにはいかない。
毎度、スリリングな一口一口にちょっと、疲れたわけ)
 で、ハンバーガーかなんか、お気楽なモンを食いたいと
思った。
 マクドナルドやロッテリア、バーガーキングもあったので、
「ケンタッキー、あるんとちゃう?」と、そこらの人に聞いた。
 すると、「ケンタキ? あるよ。次の角を右に行って云々…」
 探していった。
 だが、ない。カーネル大佐(注2)はどこにも見えん。
 幸い、速習2時間朝鮮語の勉強をしておいたので、
あのハングルを読む(解読する?)ことができたので、
そこここの看板を片端から読むと、ローカルな手書き
看板が「ケンタキ」と読めた。
 近寄ってみると、鶏肉のフライを売ってた。まあ、
鶏のもも肉の唐揚げでした。ケンタッキー・フライドチキンとは、
なんの関係もない。

 そう、韓国(ソウル)では、鶏の唐揚げのことを、
「ケンタキ」というのであった。


 そこで、推測。
餃子の王将は、京都ではあるが、「イーガ」(一箇)という
ぐらいだから、シナの料理が主体である。
「ざんき」は、上のソウルの例のように、中華文化がわが国へ
伝わった当初(いつごろの事だ?)、現地の発音で、
「せんざんき」もしくは「えんざーき」と聞える鶏肉の揚げ物料理
があって、(場合によっては、エンザキ鶏肉公司のブランド商品
だったかも? まさか!)、日本各地のところどころに、
その名残が残存しているのかも!!!!

 ちなみに、横浜弁で「犬」のことを、「かみや」という。
心は、昔、外国人居留区で、毛唐が飼い犬を「カム、ヒア」と呼んで
いたのを聞いて、「犬」そのものだと思って定着したらしい。


新しい疑問の提示by y

僕は北海道に9年間居ましたが、札幌では鶏の
唐揚げを「ざんぎ」と呼んでいました。スーパーの惣菜などでも「ざんぎ」
とかかれてたので、間違いありません。北海道放送のローカル番組では
ざんぎとせんざんきのことについて触れ、日本ではこの2地域に限定される
と言ってました。

「せんざんき」追跡:第1報by k
 とりあえず、gooで「せんざんき」で引っ張ったら、3つ当たった。
そのうちの、「はなまる情報局」というどっかのテレビのバックナンバーで、
愛媛の素朴な疑問というのが、あった。以下、引用する。


3せんざんきって?    今治の郷土料理せんざんき。鳥のからあげのことで
               ある。
               由来は、昔キジを千に斬って
               (細かく、骨付きでぶつ切りにしたことの比喩)
               からあげにしたからだとか・・・
               また中国料理にもセンザンキという料理があるため
               と言う説も。

 次に「ざんぎ」で調べると、札幌関係のいくつかのホームページに当たった。
そのうち、北海道弁講座と題するもののなかに、以下の説明があった。

ざんぎ
鳥のから揚げの事
聞くところによると、あるメーカーの商品名だったとの事です。
味付き(タレ付け)のブロイラーでかたくり粉を塗して揚げるだけといったものです。
それがあまりにも有名に成ってしまったようです。
今もお品書きに”ざんぎ”と書いてある居酒屋もあります。
学生時代のコンパで「私ざんぎが食べたい」と言って「それは何だ?鹿の肉か?熊の
か?」なんてからかわれた事がありました。北海道はそんなに熊や鹿がうろうろし
ている訳ではない!

 上記2例によると、中国語オリジナル説、ブランド名説ともに、私が推測したもの
を示唆する説明がある。が、わしが思いついたぐらいじゃけん、信憑性は????
 現在のところ、私としては、「せんざんき」と「ざんぎ」の相似は偶然ではなく、
なんらかの関連があるとするセンに傾いているのだが、諸兄のご意見を。


「せんざんき」追跡:虚報by k
 ふと思い付いたんじゃけど、「せんざんき」と「ケンタッキー」
よう似とると思わん?
 senzanki>cenzanki>centhanki>kentanky>kenta'ky>kentucky


「せんざんき」追跡:第2報=煎斬鶏by k
 北海道の方言ホームページを運営する人から、メールが
きました。が、内容は、「ざんぎがどこかのブランド名というの
は、ラジオかなにかで聞きかじっただけ」ということで、謎の解明の
進展につながるものではありませんでした。

 ところで、「ハナマル情報局」の、「キジを千に斬った」説=このま
まだと、せんざんきとは、千斬キ(ジ)のことかい?=が、
頭に残っており、ちょっと、調べてみたところ、以下の報告を。

 料理関係の本を読んでみると、「」というのは、日本語では、
「い−る」が主です。豆を煎る、などと使いますが、実は、
油で両面をこんがり焼く」という意味もあるようです。また、中国語
辞典によると、「煎」(jia^n)には、「少量の油で焼く;炒める;から揚げ
にする」とあります。
注: ^ は中国語四声の一声

 次に、「」(zha_n=三声)ですが、これはすなおに、「きる」ですが、
熟語として、「斬鶏」(zha_nji^)=ニワトリをぶつぎりにする、が載って
いました。

 これで、「煎斬鶏」(jia^n zha_n ji^=チェンチャンチー)は、
ぶつ切りにした鶏肉を油で両面をこんがり焼いたから揚げ料理」となります。
日本語で読めば、「せんざんけい」。これが転じて・・・??
 この仮説だと、札幌の「ざんぎ」も説明できそうです。

 なお、鶏の唐揚げとして、中国語辞書には、
     「乾(or干)炸鶏塊」が掲載されていました。
「乾(or干)炸」(qia'n (ga^n) zha`)で、「から揚げにする」の意味。ここから、
せんざんきは導けそうもありません。

 さて、「煎斬鶏」が通用する中国語なのかどうか、まだ、調べていません。
あまり、アカデミックもしくはジャーナリスティックに調べるのも、もったいない
ですから、のもと! 今度の飲み会は中華料理だ!! コックに聞いてみよう。

 ただし、「煎斬鶏」が「せんざんき」だとして、ではなぜ、今治(だけで)、
この中国語が定着したか
。この点の解明が待たれます。



「せんざんき」追跡:第3弾=エンザーキby k
 そういうワケで、今日の昼飯は、水道橋にある餃子の王将へ
行ってきた。その前に、電話したところ、いまでも、
「エンザーキ」なるトリカラ料理があるという。
 席について、メニューを見ると、あった、あった。
     「軟炸鶏」\500-.
と漢字が書いてある。バイト娘に、「これ、なんて読むの」と
聞いたところ、「エンザーキ」と答えた。
Nくんの記憶はしゃがじゃなかったヨ。

「それ、中国語?」
「だと思いますけど。ウチではみんなエンザーキと言ってます」

 さて、「軟炸鶏」なる文字を目にして、いささか、とまどった。
そのまま読めば、「なんさくけい」である。「せんざんき」とは
ほど遠い。
 その後、「軟炸鶏」を中国語の辞書であたると、
熟語「軟炸」として、
「料理法の一種:小麦粉の衣をつけて揚げる普通のテンプラ風の
もの(から揚げに対して言う
」とある。そして、「〜〜鶏」で、
ニワトリの同前、ともある。
 つまり、餃子の王将のエンザーキも、「斬鶏」と同様、
一般名詞だった
ようだ。
 とすると、「エンザーキ」は、「せんざんき」とは関係ないかな、
と思いつつ、とりあえず湧いた疑問は、マンダリン発音で、
「rua_n zha' ji^」、日本語読みで、「なんさくけい」が
なぜ、餃子の王将では「えんざーき」になったか?
 そして、トリカラなのに、「から揚げに対して言う」言葉を
なぜ使っているのか?
 餃子の王将本部に対して、この疑問をぶつけてみる価値はあろう。
 単なる広東(あるいは上海など、中国語方言)発音だということも
あろうが、(手元にあった中国語方言辞典が見当らない・・)
 「実は、ウチの社長がこの仕事を始めたときに、云々」と、
今治へ中国語「煎斬鶏」が伝わった秘話につながる話になる
可能性があるかも・・・(まあ、「せんざんき」が「煎斬鶏」
で正しいとしてのハナシだよ)
 が、例によって、本部への電話問い合わせは、後回しにして、
さらに、まわりくどく、周辺から攻めたい。

 のであるが、周辺にはそろそろ、とっつく鍵がなくなってきた。
 とすれば、本丸だが、今治で、「せんざんき」の老舗を探して
みたい。もし、これが見つかれば、おそらく、核心に迫ってしまう
ので、あとまわしにはしたいのだが、そろそろ、アタリだけは
つけておきたい。
 今治在住の読者諸兄、まわりの年寄りに聞いてみてください。
報告をお待ちしています。

「せんざんき」追跡:第4報

         =今治郷土料理普及協議会by k
 せんざんきの謎は、まだまだ解明にはほど遠い状況ですが、
先日、またまた「goo」で、こんどは「センザンキ」と、
カタカナで検索したところ、どこかの観光協会の今治編
波方編が出てきた。そこのセンザンキの紹介欄に、なんと、
「中華料理のエンザーキと関係があるか?」との書き込みが
あった。
 エンザーキって、そんなに一般的なのか???
 さらに、ベラベラ調べていると、今度は、

    「今治郷土料理普及協議会

なる団体の存在が明らかになった。なんじゃ、これ?
 いかにも、ここを訪ねれば、せんざんきの秘密がしまい
こまれていそうな団体ではないか!!!!


 今治市役所・観光リゾート課によると、その団体は、
会長が旅館「米長」、事務局が旅館「菊水」などで運営して
いる、いわゆる共栄会であることがわかりました。
 観光リゾート課の手元の資料、愛媛新聞(平成8年2月23日)
に、「わが町とっておき(・・・とかなんとか)」という
連載記事で、先日、「ハナマル情報」で紹介されたのと
同様の語源・由来が紹介されたとのことです。(注3)
 つまり、「キジを千に斬って・・・」「中華料理に似たもの
がある」説のことですが、この出典は、
旭町1丁目の焼き鳥や「ごみとり(注4)の主人、中川武樹さん
だということです。

 わしとしては、「煎斬鶏」説に60%ほど傾いているのだが、
その場合、なんで今治で中国語やねん、というさらに大きな
疑問が残ることになる。

情報提供1by t
せんざんきについてですが、
エンザーキというのは、私が大阪に住んでいた頃おそらく中学の頃だと思いま
すが、
よく行くぎょうざ屋で聞いた言葉です。
ぎょうざとからあげを注文すると、そこのウエイトレスが厨房に向かって「
ウテル
、イイガー、エンザーキ、イイガー」と言っていたため、からあげのことは中国語で
エンザーキと言うものだと思っていました。ちなみにコウテルはぎょうざのことで、イイ
ガーは一つという意味です。
しかし今あらてめて考えて見ると、中国語ではなく韓国語のような気がします。
はっきりしなくてすみません。

情報提供2by t
私個人の感想としては、チェンチャンチー→エンザーキー→せんざんきのよう
な気がしています。
漢字からの日本語読みという考えは無理があるように思います。
言葉が外国から伝わる時は、その音のほうが先行するように思います。
(横浜の犬の例のように)漢字はそのあとであてはめるものでしょう。
きじのくだりなどはその典型ではないでしょうか。
はじめにせんざんきありきで、そのあと漢字をあてはめたように感じます。
それがかなり昔であればなおさら音が先行していたはずだと考えます。
以下わたしのかってな推論です。
昔、今治周辺の海域には水軍が多くあり(来島水軍、能島水軍、村上水軍な
ど)秀吉の朝鮮出兵よりも以前から朝鮮半島との交易があったと考えます。
その時代に伝わった朝鮮のからあげ、つまりエンザーキがなまってせんざんき
となり、今日まで伝わったというのはどうでしょうか?
エンザーキのもとは中国のチェンチェンチーです。
私が記憶していた店は今でははっきりとは思い出せませんが、ひょっとすると
王将かもしれません。
気になるのはぎょうざのことをコウテルと呼んでいたことです。
中華ではチャオズと言い、基本的に焼ぎょうざはありませんが私が食べていた
のは、焼ぎょうざでした。
このあたりのことを考えても、朝鮮のせんは捨て切れません。
それともう一つ、北海道のざんきについてですが、北海道は明治以降に新しく
開拓され各地からの入植者が入り込みました。
其のときに今治からの入植者がせんざんきを持ち込んだというのはどうでしょうか。
ざんきをはやらせた食品会社の社長の出身が今治というわけです。
せんざんきの「せん」が消えたのは、単に短くはしょっただけです。
今のところまったく根拠はありませんが、私はそのせんでこれからさぐってい
こうと思っています。
また、新しい発見があれば知らせて下さい。

情報提供2に対する見解by k

なるほど。
「コウテル」について調べてみましょう。ただし、かつて、餃子を調べたこと
があるのですが、どうやら、主に全国に広まったのは「戦後」のことのよう
です。
コウテルの言葉そのものは、音読み(中国語発音)というより、朝鮮独自の
音の響きのように思えます(これを調べるつもりですが)。そうなら、
食材や調理法はともかく、言葉としては、中国語の「餃子」とは関係なしに、
朝鮮で形成・発展したものではないでしょうか。
 ま、ここまでは「せんざんき」にとっては余談ですが。
 でまあ、その「コウテル」の日本移入も、朝鮮と日本の関係を考えれば、
戦後とまではいわないまでも、少なくとも韓末以降、あるいは、1910年
の併呑以降ではあると思います。
 さて、水軍とのからみが出ましたが、秀吉の朝鮮出兵と、瀬戸内水軍の
歴史にはうといのですが、思いついたことがありました。というのは、
今治城は、お堀に海水を導入した、全国でも珍しい構造ですが、築城した
のは、たしか、彦根辺りから移封された「藤堂高虎」で、彼が水軍を率いて
朝鮮遠征したのではなかったかしらん。
 Tさんの「韓国経由」説を採るなら、あるいは、この辺の歴史を探って
みることも一案かもしれません。
 ただし、私としては、「韓国経由」だとしても、コウテル同様、今世紀の
移入だと考えます。
 今治の蒼社川沿いにも、在日朝鮮・韓国人の集まる地区があり、たしか、
民団」の今治支部もあったはずです。「朝鮮半島経由」なら、彼らと
ともに今治に入ったのではないでしょうか。
 さらに、疑問ですが、鳥生さんが大阪で体験したというのは、「コウテル、
イーガ、エンザーキ、イーガ」というものだったそうですね。「イーガ」
はやはり、中国語でしょう。
 それと、「餃子の王将」での鶏のから揚げの名称は「エンザーキ」なので
すが、表記は「軟炸鶏」。これは、熟語として、中国語の辞書にも掲載され
ています。「王将」にはほかにも、「回鍋肉」や「青炸肉糸」などの
明らかな中国料理もあります。
 ただし、知人に、「軟炸鶏」を朝鮮語読みしてもらったところ、
   「ヨン・チャク・ケ
でした。これが「エンザーキ」に訛化するのは、それほど不自然ではないと
思います。
 が、エンザーキが「せんざんき」になるのは、ちょっと、飛躍が必要です。
 ちなみに、「煎斬鶏」を朝鮮語で読むと、「チョン・チャム・ケ」だそう
ですので、もし、「煎斬鶏」説が正しいとすれば、「半島経由ではない」と
思われます。
 いずれにせよ、いまのところ、どの説も確証はもとより、説得力に欠いて
いるようです。
 鶏あえず、もとえ、とりあえずのご報告まで。

結語byK
 「ほれやったら、昔、港町にあったスターいう店が始めたんよ」
 あるとき、父ちゃんが言い出した。
 「はぁ、だれでも知っとん?」
 「ある程度、年いっとったら知っとるやろねぇ」
 がっくり。
 というわけで意気消沈し、このサイトの更新が滞ることかれこれ5、6年になるかいのお。
 その後(といっても、もう4、5年も前)出た「やきとり天国」(土居中照著)
では、そのスターの亭主の娘さんのインタビューがあり、最大の秘密の暴露が。
 つまり、「せんざんき」とは、軟炸鶏が訛じての「エンザーキ」が出自。しかし、言いにくいので、頭を勝手に「セ」に変えたという。立派な未・登録商標(トレードマーク)ではないか。
 がっくり。
 ま、その後、今治地方では、あっというまに「普通名詞」化し、出自が伝説となりました。なにが、キジを千に斬った(注5)だか。とほほ。

 なお、「コウテル」について。
 こちらも、残念ながら、朝鮮語ではありませんでした。
 漢字で「鍋貼児」と書き、(guo^tie^r)と発音するようです。

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