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公演は終了致しました。観に来てくださった皆様、公演にご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。

BUG

by Tracy Letts

作 トレイシー・レッツ

上演台本・演出 坂手洋二

愛さえも食らい尽くす、<真実>。

こんなにも全身、皮膚感覚に訴えさせる舞台を観たことがあるだろうか?
(NYタイムズ ベン・ブラントリー)


『八月のオーセージ郡で』にてピューリッツアー賞・ トニー賞主要5部門を受賞、
現代アメリカ最強の劇作家トレイシー・レッツの、官能的でエキサイティングな世界!

◆出演

◆舞台写真

◆スタッフ

◆東京公演

◆大阪公演

◆名古屋公演

◆企画書より


東京公演舞台写真

大西孝洋  西山水木  宮島千栄

大西孝洋       西山水木

撮影 古元道広

< CAST >

アグネス・ホワイト・・・・・西山水木
R・C(ロニー)・・・・・・宮島千栄
ピーター・エヴァンス・・・・大西孝洋
ジェリー・ゴス・・・・・・・猪熊恒和
スウィート博士・・・・・・・川中健次郎
ピッツァ・ボーイ・・・・・・武山尚史/西川大輔/杉山英之

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< STAFF >

美術○島次郎

美術助手○松村あや

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 

音響○島猛(ステージオフィス)

音響操作○徳久礼子(ステージオフィス)

衣裳○宮本宣子 

衣裳助手○山下和美・白畑茂美

舞台監督○高橋淳一

下訳○秋葉ヨリエ

演出助手○清水弥生 

宣伝意匠○高崎勝也 

特殊メイク協力○坂田有希子

進行助手○樋尾麻衣子 武山尚史 安仁屋美峰 西川大輔 杉山英之 渡辺文香 鈴木陽介 矢部久美子

文芸助手○久保志乃ぶ 


協力○La Compagnie An amical ネイラー, ハラ インターナショナル C-COM 高津映画装飾株式会社 マイド

Company Staff○中山マリ 鴨川てんし 阿諏訪麻子 伊勢谷能宣 いずかしゆうすけ 桐畑理佳 国光千世 

              横山展子 根兵さやか 向井孝成 橋本浩明 村松みさき 内海常葉


制作○古元道広・近藤順子・永坂悠

平成21年度文化芸術振興費補助金(芸術創造活動特別推進事業)


<東京公演>

 2009年9月18日(金)〜9月30日(水) 下北沢ザ・スズナリ

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9/18 9/19 9/20 9/21 9/22 9/23 9/24 9/25 9/26 9/27 9/28 9/29 9/30

2:00

7:00

★ゲストと坂手洋二によるアフタートークを実施

9/19 青井陽治さん(演出家・翻訳家・劇作家)

9/21 宇沢美子さん(慶應義塾大学文学部教授)

チケット

全席指定          

前売3,600円 当日4,000円 ペア6,600円(前売・予約のみ)

大学・専門学校生3,000円 高校生以下2,000(学生券は前売・当日共通料金 劇団扱いのみ 受付で要学生証提示)


<大阪公演>精華小劇場5周年記念事業「越境する表現者たち」関連企画

 2009年10月2日(金)〜4日(日) 精華小劇場

10/2

10/3

10/4

1:00

2:00

5:00

7:00

Top

★内藤裕敬さん(南河内万歳一座座長 劇作家・演出家・俳優)と坂手洋二によるアフタートークを実施

チケット

全席指定          

前売3,300円 当日3,600円 ペア6,000円(前売・予約のみ)

大学・専門学校生3,000円 高校生以下2,000

(学生券は前売・当日共通料金 劇団・劇場扱いのみ 受付で要学生証提示)


Top

<名古屋公演>

 2009年10月7日(水) 名古屋市西文化小劇場

10/7

2:00

7:00

制作協力○加藤智宏(office Perky pat) 西杢比野茉実(少年王者舘) 七ツ寺共同スタジオ [あいち燐光群を観る会]

#Anchor434688
チケット

全席指定          

前売3,300円 当日3,600円 ペア6,000円(前売・予約のみ)

大学・専門学校生3,000円 高校生以下2,000

(学生券は前売・当日共通料金 劇団扱いのみ 受付で要学生証提示)


 ご来場ありがとうございます。
坂手洋二

 2004年3月、制作の古元道広と私はアメリカに渡り、ルイジアナの州都バトンルージュにあるスウェインパレス劇場での私の戯曲『みみず』英訳リーディング初演に立ち会った。その足でフロリダのネイプルズへ移動、その年秋に燐光群で上演することが決まっていた『ときはなたれて』のオリジナル版を観た。さらに『CVR チャーリー・ビクター・ロミオ』続演の打合せと休息を兼ねて、数日間をニューヨークで過ごした。


 せっかくだから何か上演中の話題作を観ようということになった。その寸前に私たちが日本版を上演した『ララミー・プロジェクト』のモイセス・カウフマン演出、盟友リアン・イングルスルードの劇団SITIの仲間ジェファーソン・メイズ主演でオンに上がったばかりの『アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ』には深く感銘を受けた。他のブロードウェイ劇場街ものには関心が湧かず、「Time Out」で「お薦め」マークのついていたオフの『BUG』を観たのだと思う。誰かに勧められたのかもしれない。私が以前に三ヶ月住んでいたチェルシーに近い劇場だったからかもしれない。


 『BUG』についてはNYタイムスの記事も読み、ある程度の予備知識はあったが、ああ、なるほど、こういう芝居があるんだなあと思った。アメリカ各地を転々とした後だったので、あの広大な国の片隅のちっぽけなモーテルで起きるこの出来事に、よりいっそう感情移入できたのかもしれない。ストーリーじたいに構造的な仕掛けがあるので、「どっちなんだ?」と思いつつ観ていたような気がする。その時の不思議な印象は変わらないが、物語上の謎は、後に少しずつ解けていった。


 レッツの戯曲の存在を知ったのは1999年、私がACCのグラントでNY滞在中、『キラー・ジョー』がロングラン上演中だった。知人たちは「エログロでひどいから観なくていい」と口々に言った。最近やっと『キラー・ジョー』を読んだが、面白くはあった。なんだか以前に読んだことがあるような気がした。忘れているのか? この作品の方向性はタランティーノ映画であり、既視感はそのせいではないかとも思う。とある勉強会で『キラー・ジョー』を知っていたという渡辺文香は『ガラスの動物園』に似ていると言う。なるほど。ただしその世界に、母アマンダはいない。


 さて、私と古元は舞台を観て以来、『BUG』を日本で上演しようと計画していたが、トレイシー・レッツは昨年『八月のオーセージ郡で』により、トニー賞・ピュリッツァー賞を受賞。アメリカ最新の正統派劇作家として認知されることになる。そうした話題性にも背中を押され、ようやく上演が実現した。


 今回、日本のお客さんのためにわかりやすく整えることもあるだろうと思い、チラシなどでは「上演台本」という表示にしていたが、結局、原本に忠実に進めることができた。作業としては「翻訳」であった。「意訳」「超訳」を抑えたつもりだが、「誤訳」はいっぱいあるかもしれない。ご容赦いただきたい。