精神科医を活用する方法
不安感やゆううつ感をはじめとする心の問題の原因は大きく3つに分かれます。
(1)体に原因がある場合
例えば、甲状腺機能亢進症のような体の病気、副腎皮質ステロイドのような体の病気に
使う薬などが脳に直接影響を与えて不安感やゆううつ感が起こっている場合です。
(2)精神特有の病気が原因となる場合
例えば精神分裂病や内因性うつ病などという精神特有の病気で不安感やゆううつ感が
起こることがあります。このような病気では脳のCTスキャンやMRI、脳波などと
いう検査で明らかな異常がみつかることはなく、精神科医の問診で診断が確定します。
(3)環境の変化や性格に関係している場合
誰でも経験するように環境の変化があると不安感やゆううつ感が強まりますし、その時
起こる不安感やゆううつ感は、環境のせいとはいっても、その人の性格とも
無関係ではないでしょう。
心の問題が起こった時は、すぐ「ストレスのせいだ」とか「気をしっかり持って頑張れ」というの
ではなく、原因をきちんと見極めて、それに応じた対応をすることが大切です。状況によっては
精神科医のような専門家を利用していただくのもよいと思います。