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KoraGriot

Kora(コラ)リュート型ハープに分類されます、使用されている地域は
ほぼDjembeがある地域と一致していまして西アフリカのマリ・ギニア・
セネガル・ブルキナファソ・ガンビア・コートジボゥオワール等の国々です。
Griotの楽器の一つでその歴史は300年以上はあると言われています。
発祥は他の楽器と同ようにはっきりしませんが、「ジン」(精霊というか妖怪というか)が造ったと言う説が僕としては夢があっていいかなと思っています…皆さんどう思いますか?

丸い胴体はひょうたんを半割にしたもので出来ています、切り落とされた
面には子牛の皮を張り鋲で皮を止めてあります(小型のコラには山羊の皮を使います)。
中央に太目のネックが一本その両脇に「握り棒」が二本、ブリッジを支え
胴体の補強として横に一本、木の棒が入っています。弦は今はほとんど
ナイロン弦(釣り糸)を使っていますが以前は皮ひもを使っていました、
弦の張り方が他の弦楽器と違っていて普通はネックに対して平行に張って
ありますがKoraの場合はネックに対して直角に張ってあり右と左に分かれています。
弦の数は21本(右に10、左に11)写真のkoraの糸巻きはネジ状のものですが、トラディショナルな物は丸い棒状のネックに皮製の輪を21個通しそれに弦を取り付けるようになっています。 演奏の仕方は両手の親指と人差し指を使いつま弾きますが・・これが難しいんですよ〜〜

曲の数は数知れず…有りまして僕の先生のカラマホ・シソコはまだ18歳ですがそれでも70曲くらいレパートリーがあると言っていました、有名な曲としては「スンジャタ・ケイタ」(マリ帝国の偉大な王様)のお話があります、神様を称えた歌も数知れず……本来は「jali(ジャリ)」あるいは「Griot(グリオ)」と呼ばれる人達の楽器でして一般人は普通は手を出さない楽器です、と言うか昔は手を触れてもいけないとされていたようです。

Griot(グリオ)あるいはJali(ジャリ)について

西アフリカにはグリオ或いはジャリと呼ばれる人達がいます(グリオはフランス語
ジャリはマンディンゴ語です)、彼らは世襲制の音楽家ですが音楽家としての役割
よりも重要な役割があります、それは“歴史を語る”事です。Koraの部分でも書い
た13世紀の「マリの大王スンジャタ・ケイタ」の歌と語りなどが有名で僕はまだ
そのストーリーの全てを聞いた事はありませんが一冊の本が出来るくらいの総量
となり、そういった話や歌を何曲も諳んじているグリオを西アフリカの人々は尊敬
し畏敬の念を持って接しているのです。

文字が無い文化の中でグリオの役割は生活や儀式や政治にも必要不可欠でした。
村には必ずグリオが居て冠婚葬祭などで必ず歌と語りと演奏を披露し、新郎新婦の
誉め歌を歌ったりその家系を何代にもさかのぼって褒め称えたりします。グリオの
歌や語りには教訓なども含まれていて地域の長老に次ぐあるいはそれ以上の知識を
備えていたのでしょう

政治の場面では王様直属のグリオがいてその膨大な知識を政治に活かしていたのです。
王様付きのグリオは政治顧問であり外交官であり図書館であり、そして時には心を和
ませる音楽家でもあったのです。優秀なグリオを持つ事は優秀な王でもあるわけです。

グリオの家系は扱う楽器が決まっていて、Koraの家系はずーーーっとKoraを演奏し、
Barafonの家系は永遠にBarafonを親から引き継ぎます。

が・・・中には気に入った楽器に転向するgriotも、居ないことは無いようです。

  • グリオの楽器は
  • コラ・ンゴニ・シンビンゴ・ボロン(これらは弦楽器です)
  • サバール・タバラ・ソールーバ(太鼓)
  • バラフォン(木琴の一種) 

写真家・青木 司氏のHPにもう少し詳しくグリオの事について書かれています…LinkのPageをご覧ください

問い合わせなどは寺崎卓也へど〜ぞ moumba@alles.or.jp