2008年エンジンチューンプラン&料金表
・各メニューは機種によっては不要または不適なものもあり、内容は機種により変わります。
・価格は税別本体価格、平均的な各気筒数DOHCエンジンのものです。5バルブエンジン、
VTEC等カム山が多いエンジン、純正部品が特に高価なエンジンについてはアップする
場合があります
・詳細な価格は使用目的をご相談のうえお問い合わせください。
・各スペックの枠を越えるオプションメニュー(ポート仕上げ等)もご用意しています。
このたびMJではエンジンチューンについて細かく分類すると
同時に、価格を改定することにしました。
理由の中で最も大きいのは、MJのポリシーをとてもよく分か
ってくださるお客さんに混じって、非常に残念ながら「ヨソよ
り安いからMJを選んだ」というひとが出てきたことですが、
同時に従来N1レースに参戦するチーム、ドライバーのニーズ
に合わせていたこともあり、急増しているストリートユーザー
がご自分であれこれプランニングする際に内容がつかみにくい
アバウトな設定であったのを改善する必要があると感じたから
です。
そんなわけで、今回はまず公式戦に使用するのかどうかでふた
つに分け、その中で「どこまで手を入れるのか」という点でさ
らに細分化しました。
これらのプランは、メーカーが莫大な労力をつぎ込んで開発し
てきた「ノーマルエンジン」の良さを最大限に引き出し、大量
生産ゆえに完全でない部分を改善していくという意味でMJが
エンジンチューンの基本であると考える「N1エンジン」をベ
ースに考えられたプランです。
たとえばN1規定ではバルブについて「一切の加工を禁ず」と
なっています。ということは、いくらそれがエンジンのために
良いと分かっていても純正新品部品以上にバルブ表面を磨くこ
とはできません。またメーカー製作時にできた燃焼室のバリな
ども削ることが許されていません。しかし、使用目的が公式戦
でないのなら、レギュレーションにとらわれずにエンジンのた
めになることはどんどんやっていくべきです。
そういった、N1エンジンをベースにしてより完全な状態にも
っていくストリート用または草レース用のエンジンを、MJで
は「N1-Plus」シリーズと名付けました。
この方向でチューンを考えていくと、コストとしてアップする
のはほとんどが手作業の工賃、または加工屋の工賃です。つま
り凝るほどに時間がかかりコストも上がっていくので、みなさ
んのニーズを想定してN1-Plusシリーズは4つのランク
に分けました。ベースエンジンの状態によっては上のクラスと
内容が混ざる場合もありますが、以前よりプランニングがやり
やすくなっていると思います。また、各チューンの詳しい内容
については追ってファイルを追加していこうと考えています。
確認しておきたいのは、これはあくまでもN1ベースでのプラ
ンだということです。そのため、純正部品以外のパーツを使っ
た、例えばハイコンプピストン、ボアアップ、ハイカムなどの
チューンについては明記していませんが、それらのパーツを生
かすも殺すもすべてはエンジン本体の精度、加工です。
N1-Plusシリーズの4つのクラス分けは、使用するパーツ
ではなくそういったエンジン本体の仕様で決まっていますので、
どのクラスのエンジンをベースにアフターパーツを組むかを考
えてご相談ください。
なお、今までMJがベースエンジンの状態を見て「やったほう
が明らかにベター」と判断してもお客さんの予算の都合で省か
れることが多かったシートカットについて、スタンダード以上
のクラスでは最初から含むようにしました。また、初期カジリ
防止のためにモリブデンペーストの高濃度・高価なものをジュ
ニアクラスでさえも用いて組み付けます。これは今までに慣ら
しナシ即レースなどのハードな状況で効果が実証されており、
お客さんの慣らし中に起こる初期トラブルを激減できキレイな
アタリを付けるのに大きく貢献します(プロクラス以上では超
低フリクション特殊ホーニングと全摺動部に特殊樹脂コーティ
ングを施しますのでモリブデン塗布を必要としません)。この
あたりからも今回の改定が単なる値上げではないことをお解り
頂けると思います。
DOHC4気筒 パーツ込み\189,000〜
DOHC6気筒 パーツ込み\285,000〜
よほど古いエンジンでない限り、メーカーで新品エンジンを35
万円前後〜で売っているのをご存じでしょうか?単なるオーバ
ーホールを行うだけならそういう新品エンジンに載せ換えたほ
うが良いとMJでは考えています。しかし、いくら新品とはい
え大量生産品ゆえの不行き届きな部分があるのもまた事実です。
このクラスでは、コストを下げるためにその効果が特に大きい
チューンだけを施しています。ノーマル新品エンジンと較べて
劇的な差はありませんが、ドライビング中のふとした瞬間に顔
をのぞかせるフィーリングの良さが特徴です。もちろんすべて
の加工はN1レース用と同じ加工屋で行われます。
ただ、本当にベーシックなプランですのでベースエンジンの状
態が悪い場合はコストは予想以上にかかる場合があります。
DOHC4気筒 パーツ込み\299,000〜
DOHC6気筒 パーツ込み\465,000〜
オーバーホールとともにフィーリングアップを希望されるかた
にベストなプランです。決して派手なチューニングポイントは
ありませんが、あちこちにN1を通じて蓄えられた「ノーマル
エンジンのポテンシャルを最大限に引き出す」ためのノウハウ
が生かされています。その点ではハイコンプ、ハイカム、ボア
アップなどのベースプランとしても最適です。主要なパーツを
バランス取りしすべての摺動部にフリクションロスを低減する
ための加工を施している点がまさに"Made By N1"の証です。
ストリートで、サーキットで、あなたの愛車をキビキビと走ら
せるエンジンに生まれ変わります。
なおスタンダードスペックはオプションで一部をプロスペックと
する仕様も可能です。貴方ならではの仕様をご相談ください。
DOHC4気筒 パーツ込み\495,000〜
DOHC6気筒 パーツ込み\699,000〜
ボアアップやハイコンプ化をお考えのかたのためにピストンは
含まれていませんが、ほとんどの部分を新品パーツに交換しエ
ンジンの実際の「速さ」と同時に高い耐久性を得ることができ
ます。
多くの部分を「N1−Competition」という競技用シリーズと
同じくするこのプランは、すべての摺動部は極限までフリクシ
ョンロスを排除され、ポートおよび燃焼室形状は、NAエンジ
ンならNA用の形状に、過給エンジンなら過給用の形状にとそ
のエンジンにとって最適なものへと変更されます。またシート
カット形状もより多くの混合気を吸い込み排気を送出する形状
に削り直すなど、すべてのチューンがエンジンをいかに効率良
く回すかというたったひとつの目標に向けてなされています。
アフターパーツをてんこ盛りにして雑誌に載っているチューン
を施しただけのエンジン達とは完全な「別物」のエンジンであ
ることを保証します。アクセルを踏んだぶんだけクルマが前に
出る、まるでエンジンが意志を持ったかのように回るフィーリ
ングを、毎日の通勤路で、休日のドライブで、そしてサーキッ
ト走行や草レースで存分にお楽しみください。
DOHC4気筒 パーツ別\600,000〜
DOHC6気筒 パーツ別\800,000〜
N2レース用、またはフルチューンのベースエンジンとして、
考えうる限り手を入れたまさにスペシャルエンジンです。
プロスペックとの大きな違いは、ボアアップを施した場合や高
回転仕様にチューンして酷使した場合の耐久性です。レースで
完走することはもちろん絶大なパワーをより大きなセフティマ
ージンのもとで生かせるように、特にエンジン内部の冷却系、
潤滑系を強化し、純正部品、アフターパーツを問わず使用目的
に合わせて積極的に形状を変更します。
ポート、燃焼室からピストン、クランク、カムのセットアップ
まで、すべての部分にチューナーの魂がそそぎ込まれた「ソウ
ルスペック」と呼ぶにふさわしいエンジン。これを心臓に与え
られたクルマはもはや機械ではなくあなたのパートナーとして、
それぞれのステージであなたのドライビングをバックアップし
てくれるでしょう。
JAF−N1規定のレースに出場するための、レギュレーショ ンに
合わせたエンジンシリーズです。
最初からサポート価格となっておりますので、購入にはライセンスの
提示が必要です。
DOHC4気筒 パーツ込み\150,000〜
N1参戦の第一歩として、または腕を磨くための練習用エンジ
ンとして、現在使用しているエンジンのオーバーホールプラン
として最適なベーシックN1エンジンです。レギュレーション
を遵守し特別なことはなにもやっていません。しかし今年夏の
鈴鹿ロードスターレースですぎやまみつとし選手が6位入賞し
たのもこのエンジンです。
なお、すでにバランス取りされたクランクを使用している場合
を考慮してクランクバランスは省いてありますので、ノーマル
エンジンから製作する場合は別途必要になります。また、使用
しているクランクに曲がりが出ていた場合も修正が必要です。
オプション
マツダB6, 三菱4G92, トヨタ2NZ等 パーツ込み\600,000
※スポンサーフィーとしての値引きについてはご相談ください
N1レギュレーションを完全遵守しつつ、「勝てる」エンジン
を製作します。狭めのクリアランスでコンプレッションを確保
しつつフリクションロスを極限まで排除し、エンジンの爆発力
を少しでも多くクルマを前に出すことに使うという点に、N1、
ダートトライアル、全日本ラリーの12年間のノウハウが集約
されています。