
愛宕小学校図書室改修工事で、ウチで新しく考案した本棚を導入しています。
これが、中日新聞に掲載された、その本棚の写真です。

この本棚を思いついたきっかけは、ひとつはこの光景。
最近の小学校は、始業前に朝の読書の時間があり、その前に
図書室に児童が本を借りにやってきます。
その使用状況を見に行ったときに撮った写真です。
一人の子どもは、本棚の前に置いてあるベンチのようなところに
座ってずっと本を読んでいました。
また小さい子どもは、本棚の前の床に座って本を見ていました。
そこで気付いたのですが、本を借りる前に中身を確認するため
に、ちょっと座るところが欲しいということ。

もうひとつはこの光景。
本棚の高さは190cmなのですが、一番上の棚は、子どもには
到底届きません。でも、そこに本がある。
冒険心の強い男の子などは、その本が見たいために、2段目の
本棚に足を掛けて登ってしまいます。

その2つの要素を考え合わせて考案したのが、この本棚。
一番下の棚がせり出しています。
こうすることによって、上に座ることも、登って高いところの本を
取り出すことも出来るようになりました。
この本棚の場合は、もともとあった本棚の一番下を少し削って、
前に新しい棚をつなげましたが、本来は新設する本棚のための
デザインです。