三ツ星


97/06/01

★★★ 素人さんたちのホームページ

最初だから、今現在のインターネット状況について書こうと思う。今や無数のホームページがネット上に存在することは言うまでもないが、しかしこれってすごいことじゃありません? (て、いきなりですます調になってしまったが)

何をもって玄人さんと素人さんとを分けるのかというと、この場合は本来、情報を発信しなくても誰も困らないし、世間の人が興味もほとんど無いページをつくっている人たちのことだ。当然、このホームページもそれに含まれる。

僕は昔、ビデオレンタルが出現し大衆化したときに、うちの劇団員にこう言ったことがある。

「映画を観るために映画館に足を運ぶ人たちは、基本的に映画が好きだからだが、ビデオで気軽に話題作が観られるようになると、猫もしゃくしも映画にふれることになる。と言うことは大衆が今まで以上に創作物語に触れる機会が増えたわけだ。すると必然的に目がこえてくることになる。そうなった場合、我々送り手としてはその大衆以上に感性を向上させなければ負けてしまう」

これは、当然送り手としては負う義務であろう。これを現在のインターネット状況(パソコンの大衆化でもいいけど)に当てはめてみると今が見えることになる。

だって、ただの人がパソコンでホームページを作って世間に公開してるんでっせ。その人たちのほとんどは、今までに表現者として何もしたことがなかったんでしょ? 確かにくそみたいなものは多いけど(自分のことは棚に上げるね)これだけ大勢の人たちにこんなことされたら、こっちだってやるしかないじゃん。

今年、DENGEKI戦隊 P.I.Pスパイラルに改名したのも、こんな状況に取り囲まれたうちの劇団の決意のあかしだったりする。

DENGEKIとは電劇のことで電脳劇団の略。そして伝劇という意味もあり、演劇ともかけている。とにかく、くそホームページと言われないように精進するしかない。

我々、表現者は常に表現媒体に敏感でなければならないからだ。その点、劇団沸騰100℃は素晴らしい。もうとっくの昔に電脳空間に殴り込みをかけていた。

そんなわけで、電脳空間上全ての素人さんたちに敬意を評して、星みっつ! ★★★


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