お待たせしましたが、オーボエをはじめてpart-3です。
浪人中は夕方バイトに行き、夜中に帰ってきて明け方寝て、昼過ぎに起きての繰り返しでした。
そのバイトですが、はじめるきっかけが、桜上水の居酒屋で(カラオケ歌い放題でした)知人と飲んで歌ってと盛り上がっていたら、そこに来ていた如何にも怖そーなおじさんが、「にいちゃん,xxx歌ってくれ」とか言ってきました。思わず「はい!」と言ってマイクを片手に・・・歌い終わってみるとそのおじさんと意気投合!うちのママが渋谷で店やってるから来なさいということになってました。バイトの日々はとても有意義な時間でした。今まで知りあったことのない、いろんな人がいました。コックさんもバイトをはじめてからあまり経たないうちに次から次へと変わっていきました。気がつくと、いつの間にか自分も厨房に立ってました。浪人中にオーボエの勉強より料理の勉強した気がします。
こうして過ごした1年間、太陽の光をほぼ浴びませんでした。もちろん多少は予備校にもいってたわけだから、少しは昼間動きましたが、すべての生活が逆転しました。(今でも逆転生活は続いてます。)
そのおかげで、2度目の受験直前、先生にとても褒められました。「君はそんなに青白くなるほど頑張っているんだ」??????ただ昼間寝ていただけ!
そんな生活とても気に入ってました。しかしそんな日々も1年で幕切れ!ん残念!
2度目の芸大受験の日がやって来ました。オーボエはとりあえずそんな日々を過ごしていても比較的ちゃんとやっていたので、あまり不安な気持ちはありませんでした。控室でもまるで病院によく来るおばあちゃんが、新入りの患者を迎え入れるかのベテランぶりで、現役の人々とはひと味違った感じで、余裕をかましていました。(実はもう1年浪人してもいい気分)控室には同級生になった、渡辺克也、松波亜京美がいた。みんな入念なウォーミングアップをしている中、克也と松岡はくだらない話で盛り上がり試験の緊張感なしで試験を終えた。なかには課題曲のヴィーデマン45曲全部最初から最後まで吹いて試験に臨んだ人もいました。すごい!
3次試験はちょっと問題でした。尚美でピアノのレッスンあったにもかかわらずほとんどいってませんでした。暗譜?何でしよう?ピアノの課題何でしょう?まずスケールここからすでにつまずきました。durはまだ問題無く進んだもののmollは何調の何だったのか判別不能でした。曲の課題はバッハのフランス組曲何を弾いたのか覚えてません!ただ1つ覚えているのは、暗譜できていない課題が当日指定されたこと、周りの人は皆ピアニストばりに弾けていたこと、きわめつけは暗譜していない曲だったので周りの人たちの試験での演奏を聴音して弾いたこと。でも始まってすぐに故安川加寿子先生にもういいとゆるして?もらいました。当然不合格と周りの誰もがまた本人も思いましたが、一応結果発表見に行ってみると受かってました。不思議です。すぐにお世話になった先生方に電話しました。オーボエの先生やその他もろもろ、最後にピアノの先生の所に芸大合格しました、というと、「あら、ピアノ弾けたの?」「はい、弾けませんでした、でも入れてもらえました」「あら、そう」このやり取りで終わりました。ここから、専門家の道のスタート地点に芸大時代はどんなだったんでしょう?次回は大学時代のお話です。