富士見高原を囲む四方の
自然と、それを描いた文人
達の作品を通して、富士見
高原の魅力をグラフィック
展示している。
 クリアな自然映像と共に、
富士見高原の文学とこの高
原を描いた作家たちを、
六面マルチハイビジョン装
置で紹介する。
 また入口前の地形模型は
富士見高原の全貌とその周
辺の様子を見ることができ
る。
 ふじみ野は『アララギ』の歌人たちに愛され、
この地でしばしば歌会なども開催されていた。
歌人の伊藤左千夫が自ら設計した富士見公園
には、左千夫をはじめ島木赤彦・斉藤茂吉など
の碑も多い。これら『アララギ』の歌人たちの
資料を常設展示する。
 映像コーナーで『アララギ』と富士見高原の
紹介もしている。  サナトリウムとしてのその名を
知られる富士見高原療養所。その
名は初代所長正木不如丘をはじめ、
入所した多くの文学者や著名人に
よって文学作品などを通じて広く
紹介されている。
 この療養所を舞台として描かれ
た作品を中心に文学者たちを紹介
する。



 詩人・尾崎喜八が富士見高原の『分水荘』に居を定めたのは、昭和二十一年からの七年間である。周囲を森に囲まれたこの別荘の一隅で、喜八は彼の詩集の到達点である『花咲ける孤獨』の詩や、高原の自然とそこに住む人々をうたった多くのエッセイを執筆し、その豊かな晩年の幕を開けた。
 富士見在住時代の資料を中心に常設展示をしている。また映像による紹介もある。  富士見高原には、昔から多くの文人達が来訪し、各所にその足跡を残している。
 その中で井伏鱒二・唐木順三・田宮虎彦・田山花袋・宇野浩二など、富士見高原を題材に数多くの作品を残した作家達を紹介していく。

 
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