被告の文献引用の問題点【表9】原告最新準備書面添付資料)
【表9】

被告提出文書名と頁数

被告の引用

被告によって利用された資料の原文及び文献データ

問題点

同上、3頁

また、治療担当者が次々と変わることのないよう、注意をしなければならないということもある。対象についての一貫性・恒常性の感覚をもてない病理を有する境界例の患者にとっては、大変致命的な外傷体験になるからである

治療担当者が自分の知らないところで次々と変わることは、対象についての一貫性・恒常性の感覚をもてない病理を有する彼らにとっては、たいへん致命的な外傷体験になるということである。小川、前掲書、1416行目)

まず、原文で小川氏は担当者を変更してはいけないなどとは述べておらず、「自分の知らないところで」変えるのはよくない、つまり、患者の同意を得た上でなら、担当者の変更もありうる、と指摘しているのである。さらに原文では、「外傷体験になるということである」と述べられ、この部分が伝聞であるに過ぎないことがわかるが、被告はこれを断定している。



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被告の文献引用の問題点:一覧表

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