『 アート・ジャングル ― 主体から〈時空体〉へ 』
アート・ジャングル
中村英樹

概要

西欧近代の「主体」という枠組みに代わる〈時空体〉、すなわち〈内部対話的自己〉〈内部対話的/後見役的自己〉。外部との境界がつねに揺れ動く自己の充実感は、異なった視点に基づく知覚や記憶からなる、いわば内的な他者どうしの出会いの構造の顕在化を通して、不断に生み出される。観客が自分の存在そのものを微かな〈視点差/時間差アウラ〉によって感知し自分に成る〈異時空〉の開拓こそ、二十世紀芸術の核心だろう。アートは、離れて自分を見つめ、〈未来の現在化〉を図る〈異時空〉体験装置に他ならない。

参考: 目次 あとがき

書誌情報

書名 = 『 アート・ジャングル ― 主体から〈時空体〉へ 』
著者 = 中村英樹
出版社 = 水声社
判型 = 四六判 (270頁)
発行 = 1999年12月10日
定価 = 3000円+税
ISBN4-89176-412-0 C0070 \3000


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