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Twentieth Anniversary Macintosh
Spec Sheet
CPU PowerPC603ev 250MHz
HD 2.5" 2GB
RAM 32MB (Max 256MB?)
SLOT Memory*2, PCI, Comm2, VRAM
INTERFACE SCSI, Serial*2, ADB, Mic*2, Headphone, Video in, TV Antenna, FM Antenna
ETC. 12" Liquid Crystal Color Display (800*600 Pixel)
4*CDROM, FDD, Infrared Remote controller, Stereo Loud speaker with Sub woofer

20周年記念Mac「Twentieth Anniversary Macintosh」略して「TAM」、又は開発CodeName「Spartacus」です。
1996年夏に全世界で限定10,000台のみ発売されました。販売価格は日本では\888,000でした。
 
製造された最初の2台はApple社の創設者、Steve JobsとSteve Wozniakに贈られました。
Jobsは「こんなものっ!」と言って窓から捨てたと言われています。Wozは気に入って使っていたようです。
 
本体は液晶モニタを使用した非常に薄い匡体で、本革製キーボードレスト等の素材にもこだわった、
まるでB&O社製のオーディオ機器を連想させるような美しいデザインのマシンです。
ゆるやかな半円形のカーブを描いたアルミ製のスタンドも手作業で仕上げていたらしいです。
 
BOSEと共同開発したサブウーファー兼電源がバケツのような別匡体に納められており、音質もなかなかです。
液晶画面の美しさも当時の物としては最高だったと思います。
しかもこれ1台でCD/FM Stereo,さらにはTV代わりにもなるという野心的なマシンでした。
 
ところが、かなり売れ行きが悪かったらしく限定版であるにもかかわらず、後に\250,000とか\198,000とかで売られていました。
 
特にUSAでは売れ行きが芳しく無く、後にほとんどのTAMが私のような限定版好きが多い日本で販売されたようです。
私は秋葉原で1998年末に\238,000にて購入しました。このような状況を知った最初に¥888,000で買った人は悔しかったと思います。
私も、もし発売時に金があったら大枚はたいて買っていたでしょう。ああっ貧乏で良かった。(T_T)
 
サブウーファと本体を結ぶ太く堅いケーブルと接点数の多いコネクタが曲者で非常にサバきにくいのが難点です。
コネクタの接触がちょっとした拍子で悪くなるとスピーカからハムやノイズが出たりします。
このトラブルが出るマシンが続出してAppleも対応に苦慮したようです。
結局、ノイズてんこ盛りの電源ラインとオーディオラインを同じケーブルに納めるという設計に最初から無理があったのではないでしょうか?
 
もっとも、後に他のメーカ(N*Cとか)から似たようなデザインのマシンが発売されており、
Appleの先駆者としてのいつもの使命は充分果たせたようです。
 
いずれにしても、数あるMacの中でも非常にAppleらしいマシンであったと言えるでしょう。