Philippine National Railways
BInan Map HOME
夕方6時頃、踏切で偶然遭遇したPNR(フィリピン国鉄)。機関車以外はJR労使から無償供与されたという元ブルートレインで、マニラ(タユマン) − レガスピ(フィリピン富士(マヨン火山)の麓)間を往復する長距離列車として余生を送っています。牽引している機関車は日本製では無くGE(米ゼネラルエレクトリック)社1979年製U14Cという型の電気式ディーゼル機関車です。車両番号906から915は全て同じ型式、製造年です。このGE社製のUXXC型シリーズはXXに当たる数字を100倍すると馬力換算の出力になるようで、外観はほぼ同じものの馬力の違いによりバリエーションがあります。電気式ディーゼル機関車というのは、潜水艦のようにディーゼルエンジンで発電機を回して得られた電力でモーターを回して走行するという方式で、日本では珍しい形式の機関車です。現在日本で使用されている機関車はほとんど流体式変速機(トルクコンバータ)を使用しています。唯一1992年から製造が始まったDF200という電気式ディーゼル機関車がJR北海道で運用されています。PNRはまだ電化されていません。

フィリピンの鉄道についてはマーシーさんのページが詳しいです。本州鉄道

奥に見えるのがBINAN駅?(正式名は知らない)です。これから停車するところです。駅の構内までスクワッター(不法占拠者)で一杯です。客車の窓にはスクワッターの投石を防ぐ為の金網が張られています。鉄道沿線は完全にスクワッターの生活の場ですから機関士は頻繁に警笛を鳴らして人を掻き分けながら走ります。

RYOさんの掲示板に投稿されたマーシーさんからの情報です。
-> これはタユマン4時30分発レガスピ行きの509列車だと思います。日本から無償供与された12系と14系です。DELUXとCOMMEXどちらが1等か分かりませんが、リクライニング(14系)とノンリクライニング(12系)に分かれており 料金はリクライニングが約15%高いようです。タユマンレガスピ間P385位です。

同じくRYOさんの掲示板に投稿されたカビテさんからの情報です。
-> その時間帯に列車乗ってタユマン駅からイッツア(EDSA)駅まで 戻って着ましたよ 中々の乗り心地です お世辞にもブルートレインに1度体験乗車したら とても他の車両でレガスビまでは 行きたくないですね!!冷房は程良く効くし 揺れのクッションがまるでちがいました。

ありがとうございました。

別な日に駅の反対側の踏切から見た同一列車。実際はこちらの方が先に見ている。ただし停車中だった。機関車番号も同じ。線路の状態は悪く、この日機関車を見るまでは廃線としか思えなかった。この写真の後ろを振り返るとすぐにCalabuso Riverを渡る橋になっている。
 
PNRの写っている日本映画を観たい方はこちら。
'Philippines in Japanese movies'
 
Binanの隣町、Carmona駅の写真はこちら。 PNR Carmona Station
 
PNR San Pedro - Carmona線の写真はこちら。 PNR San Pedro-Carmona Line
Picture of other locomotive. (Thank you for CAVITE SAN!!)

カビテさんから頂いた他の機関車の写真です。(カビテさんありがとうございました。) これは918号車。917から919は1991年カナダのモントリオールで製造されたU15Cです。

同じく906号車。最初の写真と同じ年に製造されたU14Cです。