Singapore Sling
2002年の8月14日から18日までシンガポールに行ってきました。
主な僕の楽しみはラッフルズホテルのロングバーに行って本場のシンガポールスリングを飲んでくることで、
これは行く前に調べたのだが、日本のレシピと本場のレシピはまったく別物だ。
まず日本のバーで普通に「シンガポールスリング」と注文して出てくるもののレシピは以下のとおりだ。
ドライジン 45ml
レモンジュース 20ml
砂糖 1 1/2 ティースプーン
チェリーブランデー 15ml
ソーダ 適量
オリジナルのレシピは以下のとおり(下記のレシピカードにあるとおり)
ジン 30ml
チェリーブランデー 15ml
パイナップルジュース 120ml
ライムジュース 15ml
オレンジキュラソー 7.5ml
ベネディクティン 7.5ml
グレナディン 10ml
アンゴステュラビターズ 1dash

何でこんなに差が出てしまったのか、
僕がよく行くバーのマスターの予測ではシンガポールスリングは1915年にラッフルズホテルで生まれたが、当時の日本の事情では正式な
レシピを作るだけの材料がなく、当時のバーテンダーの想像で作られたのではないか?とのこと。確かに今から92年も前にできたカクテルの
ことだ。それが正しいのかもしれない。とにかく日本の物とオリジナルでは確実にちがくて、オリジナル式のものを頼むにはちゃんとレシピなり
を言わなくてはいけない。
あと、マスターが謎に思っていたことがあったという。
本場のシンガポールスリングはものすごい泡がある。それは普通に作ったら出来ない物らしい。
パイナップルジュースをフレッシュで使っているから泡立つのかとか疑問を投げかけていたが、ロングバーのカウンターに座って分かった。
シンガポールスリングはあらかじめ大量に作り置きしている。ただし、注文が来たらそれをミキサーに入れて(シェイカーではない)かき回し
(泡を立てて)注いで出している。それであんなに泡が出るのだ。(パイナップルはフレッシュだと思う)
■追記■
日本で一般的なリシピについて、
このレシピはイギリスで改正されたもので、インターナショナルなカクテルに生まれ変わるためにレシピが簡素化されたそうです。
カクテルのワールドワイド化にはこれは不可欠であるようで、シンガポールスリングも混ぜ合わせる材料が8種類から4種類に減った結果
世界中で飲まれるカクテルになったそうです。