マルディグラで聴いた音楽

ニューオリンズは音楽の街だといっても過言ではないと思います。私がニューオリンズに来たかったのも、この街の音楽が大好きだからです。このコーナーでは特に音楽にテーマをしぼってレポートします。
マルディグラ期間中にかぎったことではないのかもしれませんが、ただ街を歩くだけでも、様々な音楽がきけました。ストリートミュージシャンも沢山いますし、ライブハウスの演奏も店に入らなくても、通りからしっかりきけてしまいます(笑)。
ちなみに、今回のニューオリンズ滞在中にいちばんよく耳に入ってきた曲は、 Mardi Gras Mambo(Hawketts,Meters)とGo To The Mardi Gras(Professor Longhair)でした。やはりテーマソングが強いってことなのでしょう。

ストリートミュージシャン

ジャクソン広場にいたグラスハープ奏者。アメイジンググレイスを演奏していました。不思議そうに見いっている人が回りにたくさんいましたが、たぶんグラスハープを知らないのでしょう。

ミシシッピ河に面したムーンウォークという散歩道で一人サッスクをふき続ける男。カメラを向けるとポーズをとってくれました。


Snug Harbour(626 Frenchmen地図r)にて-17日(土)夜

Charmaine Neville Gangを聴きました。カバーチャージは一人15ドル。このシャーメイン・ネビルは、あのネビル一家の一員なのですが、音の感じは、ラテンっぽいジャズソウルといったところでしょうか。パーカッションが多用されていました(シャーメイン自身もバッグから次々とパーカッションを取り出して叩く)。また、この人は歌も非常に器用で、ルイ・アームストロングの声まねで名曲「Wonderful World」をきかせてくれました。写真はスナッグハーバーに飾ってあったルイ・アームストロングの切手(の拡大コピー?)です。

Praline Connection Blues&Gospel Club(907 S. Peters地図s)にて-18日(日)昼

ここは毎日曜にゴスペルブランチをやっているところです。カバーチャージはいりませんが、ブッフェ形式の食事で一人24ドルかかりました。この日に出演したRaymond Myles & The Ramsは実は私もしらないグループなのですが、ニューオリンズの音楽シーンの底辺の広さを感じさせる非常にいいステージでした。リーダーのRaymond Mylesはピアノに座わっている男性で、最初はこの人が弾き語りで、何曲か演ったあと、Ramsのメンバーを一人づつ紹介してステージにあげていきます。Ramsのメンバー4人は、Raymond Mylesの弟子なのでしょうか、4人ともまだ若く、ステージ馴れしていない照れた感じでしたが、歌い出したらほんとに4人ともうまい。
一人づつのソロのコーナーで、4人4様の歌をきかせてくれました。この中から、将来の大スターがうまれるかもしれません。リーダーのRaymond Mylesも最後に立ち上がって、MIDIの自動演奏をバックに歌い、盛り上げていました。ちなみに、今回見た中で最も黒人観客の割合が多いステージでした。

The Ramsの歌も体形(失礼!)も対象的な2人の女性メンバー。左は太めの典型的なゴスペルタイプの歌い方。右はポップスタイプのシンガーで、ホイットニー・ヒューストンの曲も歌いました。


店を出てから気づいたのですが、こんな壁画が描かれていました。

Margaritaville(1104 Decatur地図x)にて-19日(月)夜

ここは、ジミー・バフェットが経営する店だそうです。カバーチャージは無しで、下戸の私はコーラを頼んだだけでしたので、たった1.5ドルしかかかりませんでした。しかもウェイターがしょっちゅうやってきては、もっと飲むかときいてくれて、2杯もおかわりしてしまいました(笑)。ステージはMarva Wrightです。クィーン・オブ・ブルースと紹介されていましたが、その通りで、今回見た中では一番観客の多いライブでした(白人のほうが多かった)。マーバは、客あしらいもうまく、いきなりMembers Only(Bobby Blandの名曲で、彼女の最新のアルバムにも入っている)で盛りあげ、その後もツイスト(チャビー・チェッカー)で観客をみんなたたせて、おどらせたり、パートにわけてコーラスさせたりと、あっという間の40分でした(ちょっと短いか?)。で、ニューオリンズでマーバのCDが結構手に入ったので、簡単にディスコグラフィを作ってみました。オフィシャルサイトもあります。

その他

私が今回見たライブは上記3ステージだけですが、この他にニューオリンズ滞在期間中にやっていたライブで、私がピックアップしていた物を参考までに列記しておきます。見られなかったのが残念です。

16日(金) Dr.John@Ponchartrain Center, George Clinton & P-Funk@Tipitina's
17日(土) Neville Brothers@House Of Blues(19日までの3日間), Snooks Eaglin' with George Porter Jr.@Howlin' Wolf, Wolter WolfmanWashington@Maple Leaf
18日(日) Subdudes@Howlin' Wolf,Bo Dollis & The Wild Magnolias featuring Big Chief Monk Boudreaux@Maple Leaf
19日(月) Irma Thomas@Treasure Chest, Battle of The Brass Bands(Treme Brass Band,New Birth Brass Band,etc.)@Treme Center
20日(火) Rebirth Brass Band@Maple Leaf, MarciaBall@Tipitina's

ちなみに、この中でニューオリンズに特に関係ないのは、George Clintonですが、なぜか去年(95年)もマルディグラ前の木曜日にTipitina'sでライブを行っています。もしかすると御大は、毎年この時期はマルディグラ見物を兼ねてニューオリンズへ行くのかもしません。写真は、Praline Connectionのはす向かいにあるHowlin' Wolf(828 S.Peters)。この付近は倉庫街で、夜はちょっと怖いかもしれません。

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